快気祝い 2006 3 4

 株式市場は、量的緩和解除を、「快気祝い」として理解すべきです。
数年前まで、日本経済は、瀕死の重病だったのです。
だからこそ、異常とも言える金融政策を実施してきたのです。
 もし、日本経済が景気回復したと認識するならば、
つまり、重病から回復したならば、異常な金融政策は止めるべきです。
 もちろん、日本経済は、まだ景気回復していないと言うならば、
量的緩和を続ける必要がありますが・・・・・。
 おそらく、量的緩和解除を心配しているのは、財務省でしょう。
しかし、これは、別途、国債管理政策を考えるべきで、
金融政策と国債管理政策を、ごちゃ混ぜにして考えるのは、おかしいのです。
 デフレ云々(うんぬん)は、いい訳に過ぎないと思います。
そんな理屈を考えているヒマがあるならば、真剣に、国債管理政策を考えるべきです。

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